まあそゆ訳で最後までやった感想。まず最も過ぎれているのはゲーム全体のバランスだと思いました。ともかく先に進むのもレベル上げも苦にならないゲームデザインは秀逸でした。よくあるのが（というか同社のディスガイアで何度もやった失敗）物語を重視しすぎて道中の敵が強くなりすぎるのが煩わしすぎてレベル上げもせずにやめっちゃったり、逆にストーリーおざなりでハクスラばっかやてふと我に返ったり新しいゲームでて放置しちゃうなんてパターン多いですからねー（経験談）その点クリア後のEXダンジョンも新しくシナリオが進んでゲームバランスも変わってつい続けたくなるようになってるこのゲームは素敵だと思います。システム面のシンプルと奥深さを併せ持った部分もいいメリハリになってます。
逆に不満点らしい不満と言えばその言わばやり込みとヌルゲーの折衷案的ゲームデザインの弊害なのでいたずらに改善だけしてもよくはならないんですけど。
例えばカヴンとドナムの制限について。状況によっては戦術が限られすぎるのである程度ドナムは選択制でもよかった気はしますがコレ系のゲームでスキル選び放題だと破綻するってのは某新世界樹１とかでもわかってますし、ドナム選択できないからこそキャラ育成時（魂移し）に無暗に悩まなくて済むってのもありますし。
似たような話で攻撃力とドナム力の話も。最近のRPGやると計算がこんがらがってどっち伸ばせばいいか悩むけどこのゲームにおいては書いてある通りなんで住み分けはっきりしてるんだけどなまじ少数派だからあかんなくなるっていう。まあチュートリアル充実とかで改善はできるんですけど。あと戦闘演出とログの長さも改善はできるけど必要な情報も流してるから直し方にも賛否があるよねー。
まあ総括としてはとにかくバランスの良さに尽きるかと。まあ積みそうになることもままあるけどレベル上げたり冷静に考えたりそもそも難易度落としたりでなんとかなるし、そもそもそういうプレイヤー側の自由度を必要十分に備えてるから苦にならないというゲームとしての真摯さを感じる作品でした。っまそんなわけでもっと売り上げ伸びろ（笑）
では以下はエンディング後～EXダンジョンボスクリアまでのあまりネタバレしない程度攻略～。
なおEXクリア時のうさぎの編成はこんなん
最終的にはこの程度の人数（レベル上げローテ含む）＋アニマ３０くらいが目安です
特に注意するのは敵の傾向の変化とそれに対応した育成と編成の方針です。具体的には本編クリアまではドナム火力に依存した方が強いけど補正の強力なカヴンが出てくると強化手段に乏しいドナムは威力が頭打ちするし、そもそもドナムでも回避もガードもされるし、加えてクリティカルゴアや状態異常も終盤だろうがボスだろうが効くので、特にボスでは攻撃回数の多い通常攻撃の方が安定するようになります。ドナム攻撃の出番は主にザコ狩り。半端なグループ分けされてる厄介な敵を一掃するのが主な仕事になります。あと何より行動速度が問題。終盤は敵の行動速度が軒並み上昇するので先手取って行動する意義が激増します。具体的にはこんな感じ
ザコ；先制全体攻撃ドナムで数減らし（マドラやシアトリ）、通常攻撃でとどめ（デモリ、忍氏）
ボス；先制バフデバフ（マジメ＋シアトリ）、先制状態異常攻撃（忍氏、マドラ、デモリ）、クリティカル狙い攻撃（アステル、ゴス子）
・・・・んで実は終盤はマジメの編成意義がかなり減ります。いっそ通常攻撃要員にした方がマシなくらい。逆に装備補正と育成自由度のおかげで終盤の忍氏やデモリは頼りになります。 あと強いて言えば即死回避のためどの職でもアステル経由しておくといいくらいでしょうか（気を抜くと二つ名ザコが殺しにかかってくる）
